断食の脂肪燃焼のメカニズム

2024年1月16日

ファスティングのメカニズム

人間の体内で使われるエネルギーとなるのは、主に糖質と脂質です。

人間の体内には、ブドウ糖と言われる糖質を400g~750g 程 蓄えられており、糖質は1gあたり、4kcalのエネルギーがあります。

よって、体内の糖質の総は、1,600~3,000kcalと考えられます。

体内において、糖質は、脂質よりも代謝の効率が高いため、優先的にエネルギーとして使われます。

また この糖は、肝臓に蓄えられているブドウ糖 (肝グリコーゲン)と、筋肉に蓄えられているブドウ糖(筋グリコーゲン)に分類されます。

例 ある成人女性
2日間で使われるエネルギー量
= 1,600kcal + 500kcal
= 2,600kcal

この女性の基礎代謝 (運動していない状態、生存のためだけに使われるエネルギー)を1日、1,200kcal、消費カロリを300kcalとすると、2日間で使われるエネルギー量は、(1,200kcal + 300kcal) × 2日= 3,000kcal

以上から、2日で体内の糖質は尽きることがわかります。

糖質が燃焼されると、次は第2のエネルギーである、脂肪へとスイッチが切り替わり、断食3日目以降からは、脂肪がメインエネルギーとして使われます。

つまり、断食 3日目以降から、脂肪燃焼が進められていくという仕組みであります。

よって、断食を始めてから1~2日目は、低血糖になって、弱冠 集中力が落ちたり、ふらふらしやすいですが、3日目からは脂肪が燃焼されると、ケトン体という、脂肪の燃えカスが出されます。

このケトン体が、断食で脂肪燃焼のためのカギで、ケトン体が脳で代謝されると、脳内はアルファ波状態となり、非常に集中して、リラックスします。

そのため、思考が聡明になり、記憶力や集中力が向上します。

また、断食による空腹状態が続くと、オレキシンという神経伝達物質のホルモンが分泌され、五感覚が研ぎ澄まされます。

このように、食を絶ち、糖質から脂質へとエネルギー源が変わって行く中で、身体で デトックスや、脳の覚醒が起こるのです。

私が提供する断食プランは1日約500キロカロリー程のエネルギーをファスティングドリンクから摂取しながら行う断食です。

これを「半飢餓療法」と言います。

3日目からが、脂肪が燃焼されるのですが、脂肪細胞が、筋肉の細胞内のミトコンドリアに運ばれて燃焼します。

これらが繰り返されて、脂肪がメインエネルギーとなる、断食 3日目以降には、脂肪を燃焼させるための回路が確立され、断食によって、脂肪を燃焼させやすい身体へと変化していくのです!

断食の効能、すごいと思いませんか?

断食を繰り返し行うことで、身体にとって良いものを美味しいと感じるようになるなど、味覚は大きく変化します。

喫煙者がタバコをやめられる、コーヒー1日5杯が1杯になるなど、健康方向へとシフトしていきます!

さあ、一緒に断食しましょう!

 

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